免許を取りたての方や、久しぶりに運転する方はワイパーの動かし方がわからずに困ってしまうこともあるでしょう。
ワイパーのレバーは車種によって位置や操作方法が微妙に異なる上に、間欠・オート・ウォッシャーなど複数の機能が1本のレバーに集約されていて、最初はわかりにくかったりします。
この記事では基本操作から機能別の使い方、車種による違いまでまとめて解説します。
編集部A「雨が降ってきたのにワイパーの動かし方がわからない」とならないよう、乗る前に確認しておきましょう!
いざというときに焦らなくて済みます。
ワイパーレバーの場所と基本的な動かし方
国産車と輸入車ではワイパーレバーの位置や操作方向が異なります。
乗る車がどちらかを確認してから読み進めてください。
ここで紹介するのは基本的な操作方法です。
車種やメーカーによって大きく違いがある場合もあります。
国産車のワイパー基本的な動かし方

国産車はワイパーレバーがハンドル左側にあり、ウインカーは右側です。
レバーは下げるほど速くなるのが基本です。
| 操作 | 動作 |
|---|---|
| レバーを上に押し上げる(MIST) | 1回だけ動く(一時払拭) |
| レバーを下に1段(INT) | 間欠(一定間隔で動く) |
| レバーを下に2段(LO) | 低速で連続動作 |
| レバーを下に3段(HI) | 高速で連続動作 |
| レバーを手前に引く(WASH) | ウォッシャー液噴射+ワイパー連動 |
小雨なら間欠(INT)、通常の雨ならLO、強い雨ならHIに切り替えましょう。
編集部Aワイパーは乾いたガラスに当てると傷の原因になります!
水分が付いてない時は、ウォッシャー液と一緒にワイパーを使いましょう。
輸入車のワイパー基本的な動かし方

BMW・アウディ・VWなど欧州車の多くは、国産車と2点異なります。
レバーが右側にあり、上げるほど速くなります。
| 操作動作 | レバーの動き | ワイパーの挙動 |
|---|---|---|
| OFF | 基本の位置(最下段) | 作動停止 |
| INT / AUTO | 上に1段 | 間欠(または雨滴感知オート) |
| LO | 上に2段 | 低速で連続動作 |
| HI | 上に3段 | 高速で連続動作 |
| MIST | 下に1段(手を離すと戻る) | 1回だけ動く |
| WASH | 手前に引く(または先端ボタン) | ウォッシャー液噴射 |
- ルノー・プジョー・シトロエン・フィアットなど:日本仕様では左レバーになっている車種がある
- メルセデスベンツ(一部車種):ウインカーとワイパーがどちらも左レバーで、押し込む操作でワイパーを動かす
- ボルボ(一部車種):レバーは右側だが、下げて操作する国産車と同じ方向の車種がある
※乗り慣れていない車は、走り出す前に必ずレバーの位置と動かす方向を確認しましょう。
わからない時はワイパーマークを探してみよう

画像はトラックのレバーですが、普通車と違ってレバーを下に下げると排気ブレーキが作動します。
こういった基本とは違う例外がある場合はワイパーのマークがどこにあるのかを探してみてください。
こちらのトラックの場合は、レバーの先を回すことでワイパーが作動します。
ワイパーのその他操作について解説
ワイパー操作はフロントガラスのワイパーを動かすだけでなく、後ろにあるリアワイパー、ウォッシャー液も操作できます。
また、フロントバンパーの操作でも、オートワイパーや間欠の調整などもできますので、一度試してみてください。
リアワイパーの使い方
SUV・ハッチバック・ミニバンなどにはリアワイパーが付いているものが多く、操作はフロントのワイパーレバーを奥に回す、または先端を回すことで動かせます。
車種によっては独立したスイッチが付いている場合もあります。
リアワイパーはバック駐車時など後方視界が必要な場面で役立ちますので、雨天時の駐車時には積極的に使いましょう。
編集部A後方が見にくい時は活用してみてください。
ウォッシャー液の使い方
ワイパーレバーを手前に引く(または押し込む)とフロントガラスにウォッシャー液が噴射して、同時にワイパーが数回動きます。
砂ぼこりや花粉、虫の付着が気になるときに使います。
リアワイパーのウォッシャーは、レバーをさらに奥に押し込むか、別のスイッチで操作する車種が多いです。
車種によって操作方法が異なるので、取扱説明書で確認しておきましょう。
編集部A走行中に使う時は周りの車にかからないか気をつけてください。
車にウォッシャー液が飛んできたとSNSで怒る方は結構いますので・・・。
オートワイパーの使い方
近年の車にはオートワイパー(レインセンサー)が搭載されているものが多くあります。
フロントガラスに降り注ぐ雨の量をセンサーが検知し、自動で払拭速度を調整してくれる機能です。
操作はレバーをAUTOの位置に合わせるだけで、雨量に合わせてワイパーを動かしてくれます。
トンネルの出入りや洗車機の中では誤作動することがあるため、その場合は手動モードに切り替えましょう。
- 洗車機に入るときは必ずOFFまたは手動に切り替える(誤作動でワイパーが破損することがある)
- トンネルの出入り口で急に動き出すことがある(センサーが光の変化を雨と誤検知する場合も)
- フロントガラスの内側の油膜や汚れでセンサーの感度が下がることがある
編集部A洗車機は要注意です!
必ずOFF!!!
間欠(INT)の速度調整
間欠モードでは、レバーの根元にあるダイヤルやリング状のスイッチで払拭間隔を調整できます。
多くの車では「FAST(速い)〜SLOW(遅い)」の間で無段階または数段階で調整可能です。
小雨でLOが速すぎると感じるときは、INTの最速に設定すると使いやすくなります。
編集部A好きな調整ができますので、ぜひ試してみてください。
ワイパーが動かないときの確認ポイント
ワイパーを操作しても動かない場合、焦らず以下を順番に確認してください。
- ワイパーが雪や氷で凍結していないか確認——冬場はゴムが凍りついて動かないことがある。無理に動かすとモーターやゴムが破損する
- ヒューズが切れていないか確認——ヒューズボックスの「WIPER」ヒューズを点検する(取扱説明書参照)
- ワイパーモーターの故障——上記で解決しない場合は整備工場への持ち込みを
編集部A故障してないパターンもあります!
まとめ
国産車のワイパーは「下に動かすほど速くなる、上に動かすと1回払拭、手前に引くとウォッシャー」と覚えておけばほぼ問題ありません。
また、輸入車はレバーが左右逆になることを頭に入れておくと、乗り換え時の混乱が防げます。
- ワイパーレバーは国産車の多くでハンドル左側。下に下げるほど速くなり、上に押し上げると1回だけ動く
- 間欠(INT)モードはダイヤルで払拭間隔を調整できる。小雨時に使いやすい
- オートワイパーはAUTOに合わせるだけ。洗車機や特定の車種ではOFFに切り替えが必要
- 欧州車はワイパーとウインカーのレバーが国産車と左右逆のことが多い
- 冬場の凍結時はワイパーを無理に動かさない。解氷スプレーや自然解凍を待ってから使う


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