- 自分でできるカーエアコンのチェック
- フィルターを掃除・交換する方法
- それでも直らない場合はどうするか
この記事を書き始めてるのは4月なのですが、もう暑いと感じてエアコンを使う日があります!
せっかくエアコンをONにしたのに、出てくる風が「ぬるい…」なんて残念ですよね。
今回の記事では車のエアコンがぬるい理由と修理はどうしたら良いかについて紹介していきます!

車のエアコン修理は専門的な知識と経験が必要です。
直す時は車の整備ができるところに相談しましょう!
エアコンフィルターの取り外し方を紹介しますが、正しい方法で交換しないと部品の破損につながります。
難しいと感じたら専門に任せましょう。

自分で対処できそうなエアコンが冷えない理由3選と対応策!
暑い時期にエアコンがぬるいと体調に影響しそうなくらい不快になりますよね。
もしかしたら、自分で直せるエアコンの不調な時もありますので、まず自分でできるエアコンの確認から紹介します。
- エアコンA/CがONになってない
- 冷房モードにしてない、風量調整ができていない
- エアコンフィルターが詰まっている(自分でできない場合あり)
それぞれについて解説していきます!上の二つはとりあえずできる事なので、すぐ確認しましょう!
エアコンA/CがONになってない
エアコン制御するボタンに「A/C」というボタンがONになってるか確認しましょう。
A/CがONになっていないと暖かい風は出せても冷たい風が出ないということもあります。
気温が低いと冷房の確認ができないということもあるので、エアコンの温度を最低にして冷風が出るか試しましょう。

これ、意外とやりがちなミスです!
僕もやらかして相談したことがあります(笑)
各種設定ができていない
オートモードがある車であれば、「AUTO」と「A/C」をオンにして設定温度を最低にしてみましょう。
オートモードが無い場合は以下の3点を確認してみましょう。
- 風量
- 冷暖の調整
- 吹き出し口切り替え
確認のため、風量を最大にして、冷暖の調整があれば一番低温に調整、吹き出し口は上半身のみを設定してみましょう。「A/C」も必ずONにします!
ひんやりした風が出てきたら問題無しです。

冷えた空気が出ないと思ったら足元のみに設定してるということもあります!
エアコンフィルターが詰まっている(自分でできない場合あり)
エアコンフィルターが無いタイプの車もあります!
エアコンフィルターは自分で取り出して確認することが可能ですが、国産車以外は難しい場合があります。
エアコンフィルターにホコリや汚れが詰まっていると風の送り口が塞がれた状態です。
詳しい方法については次で紹介します。

エアコンフィルターは1年に1回、または10000km走行で1回が良いとメーカーのDENSOさんが言ってます。
でも、あまり交換されてない方が多かったりしますね。
車のエアコンフィルターの確認と取り外し方【国産車向け】
エアコンフィルターが無いタイプの車もあります!
エアコンフィルターは国産車であれば、たいてい容易に確認ができますが車によっては難しい場合もあります。
もし、難しそうであれば整備ができる場所に相談してみると良いでしょう。
エアコンフィルターの取り外し方法
やってみたら簡単なので試してみましょう!
車種によっては方法が違うかったり、同じ場所にエアコンフィルターが無い場合があります。

グローブボックスを止める爪のようなものがありますので外してあげます。
爪はよく割れやすいので、難しいと思ったら止めておきましょう。


UPと書かれてる四角い箱のようなものがエアコンフィルターです。


エアコンフィルターは必ずグローブボックスの裏側にあるとは限りません…。
車によって場所が違うことがあります。
【要注意】
エアコンフィルターを戻す時は「↑UP」と書いてある通り、矢印が上を向くように入れてください。
エアコンフィルターを自分で外せそうにない場合は業者に頼もう!
エアコンフィルターは車関連の会社であれば取り外しする知識を持ってます。
相談してみるのも良いでしょう。
車のエアコンフィルターは洗える?できれば交換がおすすめ!

車のエアコンフィルターは洗うことは可能ですが、完全に洗うのは難しい形状です。
エアコンフィルターの洗い方を紹介しますが、新品は数千円で売られてるので交換がオススメです!
車のエアコンフィルター洗い方
洗い方はシンプルで、掃除機でフィルターのゴミを取り除いてから水洗いするだけです。
フィルターは水分が残るとカビの発生原因になります。
洗ったら陰干しして、水分を完全に抜くようにしましょう。

何年もフィルターを変えてないというレベルだと水洗いをしても汚れは残ります…。
洗いにくいので仕方ないです。
車のエアコンフィルターは洗わず定期的な交換がおすすめ
新しいフィルターは数千円程度で買えて、当然ながら清潔です。
何より交換は抜き取ったフィルターと同じ向きで入れるだけで済むので楽です。
ただ、エアコンフィルターはメーカーや車種によって使える物がバラバラなので購入時は注意が必要です!
【要注意】
エアコンフィルターを戻す時は「↑UP」と書いてある通り、矢印が上を向くように入れてください。

物が違うとフィルター本来の効果が発揮できなかったり、そもそも入らなかったりします…。
エアコンフィルターの選び方
エアコンフィルターはメーカー、車種、年式によって使えるフィルターが違ってきます。
車検証に情報が載ってますので見ながら探すと良いでしょう!
販売メーカーの適合品番を検索する
適合するエアコンフィルターは以下の三社のサイトで調べる事ができますので車検証の情報を見ながら調べることができます。
そこで表示された「型式」や「品番」、「部品番号」をAmazonや楽天で検索することで買うべきエアコンフィルターが見つかります。
車がハイブリッドタイプかどうかでもエアコンフィルターは変わってきますので要注意です!
カーエアコン用フィルターの例

上にあるデンソーのエアコンフィルターを例にすると「DCC3008」が適合型式で014535-2220が適合品番です。

探すのが難しいという場合は整備をしてる業者に任せてみるのもありです!
それでも車のエアコンが効かない時は整備ができるところに頼もう!
故障原因が以下の場合は、自分で整備をせずにプロに直してもらいましょう。
- コンプレッサーの故障
- エアコンガスの漏れ・不足
- リレーの故障
- その他いろいろ…
修理をするには専用器具が必要となるケースがあり、一般人には難易度が高い作業が多く含まれます。
どこに修理を頼める?
以下の業者に修理を依頼することができます。
- 整備工場
- ディーラー
- カー用品店
- ガソリンスタンド
しかし、難易度が高めな整備となるとカー用品店やガソリンスタンドでは対応が難しい場合があります。
対応できないと判断すると整備工場に修理依頼となり、割高となるケースもあります。

信頼できるところにお願いしましょう!

まとめ
- 自分でできるカーエアコンのチェックは「A/C」がオンになってるか確認して、オートモードのオン、または風量を最大、温度を最低、拭き口を上部のみにして冷えた風が出るか確認する
- エアコンフィルターもチェックして汚れがあれば掃除か交換をする
- フィルターを掃除することは可能だが、完全に清掃することは困難
- それでも直らない場合は修理業者に相談しましょう
自分でできるカーエアコンのぬるい・効かない・冷えないの対応策を紹介しました。
部品が故障した場合は交換するのに多くの部品を外したり、ガスの補充作業が必要となってきます。
難易度が高い修理ばかりなので、直す場合は整備経験がある業者にお願いしましょう。
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