オイル交換を忘れて大幅に交換目安を超えてしまったという方は多いのではないでしょうか。
多少は過ぎても問題無いのですが、度を超えるとエンジンの寿命を縮めることがあるので気をつけたいところです。
この記事では、オイル交換を忘れているとどうなるのか、車種によって目安は変わってくるということを解説していきます。
編集部Aオイル交換を忘れるとエンジンに影響しますのでお忘れなく!
この記事でわかること
- 推奨距離の考え方と、超過距離ごとのリスク早見表
- 車種別(ターボ・HV・軽・ディーゼル)の前倒し目安
- 大幅超過時の安全な戻し方と、次回以降の管理術
オイル交換何キロ過ぎたらどうなる?

オイル交換を忘れて走行を続けると体感しにくいのですが、車に何かしらの影響が出始めます。
エンジンオイルは車の血液と言われるほど重要で、放っておくと心臓部分であるエンジンにダメージが入ります。
エンジンの故障は修理代が高くなりがちなので、問題が起きる前にオイル交換は目安に合わせてやってきましょう。
以下では、オイル交換目安から何キロ過ぎたらどうなるかを順番に解説します。
車種や環境によってオイル交換が過ぎた時の影響は違い、時間が過ぎれば劣化が進むこともあります。
オイル交換目安+500~1000km
まだ少し過ぎた程度なので体感できるような変化は感じ取れないです。
目立つ変化は無いのですが、オイル自体は色が濃くなり、若干ドロドロかサラサラした状態になってきます。
もしアイドリングが長かったり、渋滞や短距離走行が多いのであれば強く劣化していることがありますので、まだ大丈夫と油断せずオイル交換しておきましょう。
編集部A軽自動車やターボ車もオイルの劣化が早いので基本早めの交換が良いです。
オイル交換目安+2000~5000km
大きく交換目安を超えてくると、オイルとしての性能低下が進みやすくなります。
エンジンの振動や音が強くなったり、燃費が悪くなり始めるので、人によってはおかしいと気づくでしょう。
エンジンの負荷が強まっている証拠なので、早めのオイル交換がおすすめです。
編集部Aここまで来ても、体感するのは難しいです。
でも、エンジンはジワジワと寿命を縮めてる可能性ありです。
オイル交換目安+10000km以上
オイルの量が減りすぎるケースがでてきて青白い煙が出たり、オイル警告灯が点灯することもあります。
車に異常が出てからも放置していると、エンジンが焼き付く可能性もありますので早めに整備士に点検してもらうことをおすすめします。
編集部A異常が出始めたら何かしらの部品が故障する可能性があります。
オイル交換よりも高い出費が必要となるかもしれないので注意が必要です。
条件によってはオイル交換を早めにした方が良い
車の構造や運転する環境で、同じ超過距離でも推奨されるオイル交換目安は変わってきます。
当てはまる場合、通常のオイル交換目安より早めの交換が良いでしょう。
車種によってオイル交換目安は早めた方が良い
軽自動車やターボ車は早めにオイル交換することをおすすめします。
軽自動車はオイル量が少なめなので、普通乗用車よりも早くオイルが劣化しやすいです。
ターボ車は高温高回転となりやすいため、オイルの劣化が進みやすいです。
シビアコンディションでの走行も影響が出やすい
シビアコンディションとは通常より厳しい条件で車が使われてる状況のことです。
以下に当てはまる走行が多い場合はオイル交換目安が来るより早めの交換が良いでしょう。
- 短距離走行が多い
- 渋滞やアイドリングが多い
- 山道や高回転走行が多い
- 積載が多かったり牽引が日常的。
オイルは時間が経てば劣化することにも注意
オイル交換目安は基本的に走った距離で考えられますが、時間が経つにつれて走ってなくても劣化が進みます。
一般的には6~12ヶ月が交換の目安となり、厳しい環境での走行が多い場合は3~6ヶ月での交換をしていれば安心です。
よくある質問
- 目安を1,000kmだけ超えた。すぐ壊れる?
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致命傷の確率は低めですが劣化は進行中ですので、早めにオイル交換しておきましょう。
- オイルフィルター(エレメント)は毎回交換すべき?
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最低でも2回に1回が良いです。
- オイルが減るのは普通?
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少量の消費はあり得ますが、多い場合はオイル漏れが起きてる可能性があります。
オイル交換は何キロ過ぎたらやばいまとめ
オイルは劣化が進むと段階的に見えない部分で異常が起き、目に見える形で影響が出てきます。
車種や走行する環境によって違いがありますが、基本的にオイル交換は目安を過ぎたら早めの交換が良いです。
また、距離だけではなくオイル交換をして6~12ヶ月の内に一度交換することをおすすめします。


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